自殺を考えているあなたへ

このページに来てくれてありがとう。

 

私はあなたが誰であるか、どういった過去を送ってきたのか、何を思ってこのページを見ているのかを全く知りません。

 

ただ、私があなたについて知っているのは、あなたが死にたいと思っていることであり、あなたが死にたいほどつらいと思っていることです。

 

 

このページを訪れてくれたあなたに、ひとつだけお願いがあります。

 

最後までこのページを読んでください; 私と一緒にいてください。

 

そうしたらあなたは何かの「助け」を得られるかもしれません。

 

 

最初に言います。

 

自殺は弱さから来るものではありません; それは起こるのです。

 

あなたが「これ以上耐えられない」と思ったその瞬間に。

 

だから、自ら命を絶った人たちはそれだけ「しんどさ」を抱えていたということです。

 

 

今、あなたは自分を責めているかもしれません。

 

「なんで、私は精神疾患にかかってしまったのだろう」

 

「なんで、私は死にたいと思ってしまうのだろう」

 

「なんで、私は何一つできないのだろう」

 

 

もし、今あなたがそう思っているなら、それは決してあなたが弱いからではありません。

 

もし、今あなたがそう感じているなら、それは決してあなたが悪いからではありません。

 

 

誰も悪くないのです; 少なくとも、あなたは悪くないのです。

 

誰一人として、自分自身を責める必要はないのです。

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

むしろ、あなたは「死にたいほどつらい」と思ってしまうほど、追い込まれてしまったのです。

 

それが仕事なのか、対人関係なのか、それとも何なのかはわかりません。それでも、あなたは何か大きなものをひとりで抱え込んできたのです。

 

ひとりで抱え込んでしまうのは、とてもしんどいことです。

 

以前の私がそうでした。誰にも私のつらい過去を打ち明けることができずに、ひとりで悩んでしまい、2017年の12月、私は自殺未遂をしました。

 

 

ですから、どうかひとりで抱え込まないでください。

 

多くの人たちは「信頼できる人たちに話してください」と言います。

 

あなたもその言葉を聞いたことがあるかもしれません。

 

 

それは、とても難しいことです。

 

なぜなら、あなたには少なからず「理解されなかったらどうしよう」という不安があるからです。

 

 

 

 

突然ですが、あなたの趣味はなんですか?

 

あなたが「これをしている間は楽しい」と思えることはなんですか?

 

目を閉じてよく考えてください。

 

考えられましたか?

 

 

ちなみに、私の場合は「音楽を聴くこと」と「本を読むこと」です。

 

 

ここで、私が自殺未遂しようとしたときに、イタリア人の友達が言った言葉を紹介します。

 

「あなたはラウラ・パウジーニ(※イタリアの歌手)の歌が大好きなんだよね?そうしたら、あなたは死ぬ前に一度はそれに行ってみるべきだよ。

 

あなたは本を読むのが大好きなんだよね?そうしたら、あなたは死ぬ前に一度は自分で本を書いてみるべきだよ。

 

大丈夫、あなたなら大丈夫だよ。

 

あなたは、あなたの心の傷を芸術に変えるべきだよ。

 

あなたは、あなたの恐怖を芸術に変えるべきだよ。

 

大丈夫、あなたは強い人だから。」

 

 

私はこの言葉に救われました。

 

あなたがこの言葉に救われるかはわかりません。

 

 

そして、今の気持ちをあなたが打ち明けたいと思う人に打ち明けることは、恥ずべきことではありません。

 

なぜなら、精神疾患を持つことはあなたの弱さではないからです。

それは、病気です。

そして、必ず治ります。

 

 

もしあなたが孤独の中で戦っているのなら、私はあなたに言いたいことがあります。

 

あなたは決してひとりで戦っているのではありません。

 

FacebookやTwitter、Instagramなどで仲間を探してみませんか?

 

信頼できる人に話せるのなら、話してみませんか?

 

それが無理なら、あなたの苦しさを詩にしたり、小説にしたり、絵にしたりしませんか?

 

ちょうど、ムンクが「叫び」を書いたように。

 

ひとりで戦うのは、あまりにもつらすぎます。

 

 

あなたが何を考えているかを打ち明けることは、決して恥ずかしいことではありません。

 

誰かに、もしくは何かに、打ち明けてみませんか。

 

以上で、私からのメッセージは終わりです。